財政難のバルセロナ、「バルサTV」を閉鎖へ。

財政難で苦しんでいるFCバルセロナが、自社で抱えるテレビ局「バルサTV」を6月30日で閉鎖すると発表しました。運営を委託している会社との契約がこの日に切れるため、更新しないことを選択しています。

バルサは自社でストリーミングの「バルサTV+」も運営しており、コンテンツの一部はこちらで引き続き配信されますが、製作能力の低下は否めまず、今後どのようなコンテンツが追加されていくかは不安が漂います。


これにより削減できるコストは年間1,200万ユーロ程度とされていますが、高額年俸の選手をひとり放出すればすぐに賄えそうな金額ではあります。一方で、従業員150人ほどの雇用が失われることになりそうです。スター選手が稼ぐのは当然の権利ではあるのですが、もの悲しさが漂います。

ライバルのレアルも「レアルマドリードTV」というテレビ局を運営しており、スペインの放送免許を取得して地上デジタルでの無料放送を実施しています。また、ストリーミングは日本からも無料で視聴可能です。以前はイニエスタ選手のプロジェクトである「ALLSTARS CLUB」内で配信されていたのですが、いつのまにか戻ってましたね。

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