DAZNとマッチルーム、米での放映権契約を3年延長。

DAZNとマッチルーム・ボクシングは、アメリカおよびメキシコで結んでいる放映権の独占契約を3年延長したと発表しています。


しかし、この両者の契約関係はどうも複雑なんですよね。この記事を見た時、いや、もともと両者はグローバルの放映権契約を結んでいたんじゃなかったっけ?と思いました。なので、時間を追って整理することにします。

2018年にDAZNの前身であるPerform Groupとマッチルームは10億ドル規模の合弁会社である「マッチルームボクシングUSA」を設立しました。これにより、イギリスのプロモーターであるマッチルームはアメリカ進出を果たし、定期的に興行を開催するようになります。


もちろんこの興行の放映権はDAZNに…ということになるのですが、この契約は8年間だと発表されていました。なので、先の発表との整合性が気になります。合弁の契約は8年間だけど、放映権の契約はまた別だった…ということなのでしょうか。今回の契約延長によって起源は2026年までとなり、お尻が揃った形となっています。

2021年にはDAZNとマッチルームがグローバルにおける5年間の放映権独占契約を発表しています。こちらはUSAではなく、本体(マッチルームUK)の話ということになります。これまでもマッチルームUKの興行についてはDAZNが権利を持っていましたが、イギリスにおいてはこれまでの関係からSky Sportsに権利があり、その契約切れを待って改めてDAZNと契約を結んだ形です。


こちらも2026年までの契約となっていますので、USAとUKのお尻が揃いました。少なくともあと3年は両者の密接な関係が続くことになります。逆に言えば、その後がちょっと怖いですね…。アメリカ市場でDAZNはぱっとしない現状があり、それを打開できなければ関係が一気に冷え込む可能性だって充分あり得るわけです。

マッチルーム関連の話題としては、投資ファンドのCVCとの交渉が打ち切られたと伝えられています。今後は新たな投資先を探すものとみられますが、DAZNが資金を提供する可能性もあり得るでしょう。

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