将棋・鈴木九段が麻雀プロに。W連盟所属達成。

将棋の鈴木大介九段が、日本プロ麻雀連盟に所属することを発表しました。2019年の「麻雀最強戦」に優勝し、昨年も準優勝に輝いたアマ屈指の強豪がプロに転向します。いままでも「連盟所属」(日本将棋連盟のこと)などとネタにされてきましたが、本当の話になります。

現在は日本将棋連盟の常務理事も務めていますが、6月の任期満了をもって退任することが明らかになっています。羽生九段が次期理事に立候補し、新会長就任が有力視されていますが、佐藤康光会長とともに立候補を見送ったのが鈴木九段でした。公務から解放されて、改めて将棋と麻雀の二刀流に挑むことになります。

ABEMAの藤田晋社長が将来Mリーガーになるかも?という記事を以前書きましたが、それより先にMリーガーに指名される権利を得たことになります。鈴木九段と藤田社長は麻雀を通じて親交があり、ABEMAに将棋チャンネルを開設することを提案したとされています。


開設後、藤井聡太四段(現六冠)がデビューするという絶好のタイミングもあり、現在の将棋ブームが生まれています。それだけでも鈴木九段の貢献は計り知れないものがあります。今度は隣同士のチャンネルを行き来する存在になるのかもしれません。

アメリカだとシーズンによって異なるスポーツをプレーするのは当たり前で、過去にはNFLとMLBの二刀流を実現した選手もいますが、将棋と麻雀はシーズンの概念がないため、スケジュール的には過密になるかもしれません。しかし、それ以上に異なる競技を経験するのは刺激になるのでしょう。

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