AFCの代理店が28年ぶりに交代

AFC(アジアサッカー連盟)はDDMC Fortisという企業との新たなパートナーシップを発表した。
2021年からの8年契約で金額は約40億ドルと推定される。この契約には中東地域を除いた全世界での放映権が含まれるという。
DDMC Fortisは香港に拠点を置く、中国のDDMCとスイスのFortisという企業の連合体。また中国に持ってかれるの?というのが正直な感想。
現在、AFCの権利はLagardèreという企業が保有している。最初に契約したのが1993年で、直近では2013年からの8年契約を結んでいた。それがいよいよ終了する。

日本への影響を考えてみる。AFCが主催する試合の放映権は、代表戦(アジアカップとワールドカップ予選)が地上波ではテレビ朝日、衛星波ではNHK。そしてACL(アジアチャンピオンズリーグ)は日本テレビが獲得している。

中でも気になるのがACLだろう。日テレが権利を保有するのはかつてのトヨタカップ、そしていまのCWC(クラブワールドカップ)へと続く継続的なものに由来し、アジア代表を決める大会として購入したものと思われる。
しかしCWCが日本で開催されなくなり
しかも4年に一度の開催となるため、日テレにとってはもはや捨てたも同然の状態。すでにACLは実質CSのコンテンツとなっているし、CWCも一部の試合はBSに追いやられた。

ということでおそらく日テレは権利を放棄する可能性が高い。しかし残念なことは、たぶん2020年まで契約が残っているであろう、ということ。

代表戦については、よほど放映権料が上がらない限りテレ朝が手放すとは考えにくい。CSではアンダー世代の試合も放送してくれるし、何しろ我らが松木さんがいる。
テレ朝に松木あり。松木なくしてテレ朝なし。

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