北欧の雄・Viaplayが失速。CEO交代へ。
スウェーデンのストリーミングサービス・Viaplayは、業績見通しを下方修正するとともに、CEOのAnders Jensen氏が辞任することを明らかにしています。
世界的にストリーミングサービスの成長が減速する中、イギリスなどヨーロッパ各国に積極的な進出を行ってきたViaplayも、流れに逆らうことはできなかったようです。
2023年の業績見通しについては、北欧において12~13.5億クローネの黒字予想を8~10億クローネに下方修正。北欧以外では、10~11億クローネの赤字予想を14~15億クローネに下方修正しています。つまり、合計すると赤字になる見通しです。
※1スウェーデンクローネ=約14円
オランダではF1の放映権を獲得。イギリスではPremier Sportsを買収するなど勢いを見せてきたViaplayですが、EFLの入札ではSky Sportsに敗れています。次期プレミアリーグの入札に名乗りをあげることも考えられますが、現状ではなかなか難しそうです。
また、ドイツなどに参入する計画も延期されたとのこと。ドイツだとDAZNと正面から衝突することになりますので、また消耗戦になることが予想されます。現在はまずコスト削減を優先しなければならない状態です。といっても、どの業者も体力を奪われているので単純な話ではありませんけどね・・・
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