プレミア降格のリーズ、49ersに完全売却。

NFLのサンフランシスコ・49ersのオーナーグループは、今季プレミアリーグからの降格が決定したリーズ・ユナイテッドの株式を100%取得すると発表しました。


もともと44%の株式を保有しており、以前から完全買収に関心を示していましたが、降格のタイミングで決まった形です。クラブの価値は当初6.25億ドルと評価されていましたが、降格決定により2.09億ドルと、約1/3に低下したとされます。

残る56%の株式を保有していたAser Group Holdingsは、Eleven Sportsの創業者としても知られるAndrea Radrizzani氏の企業です。Eleven Sportsは昨年DAZNに売却され、 Radrizzani氏は現在DAZNの幹部となっています。


2社を続けて売却したことで、手元に資金ができました。すでにセリエB・サンプドリアの買収を発表しており、母国であるイタリアでのビジネスに注力していくのでしょうか。

リーズは降格しますが、プレミアにはリバプール・アーセナル・チェルシーにアメリカ資本が入り込んでおり、今後も欧州サッカーへの投資が続くものと考えられます。オフシーズンにアメリカツアーを組むクラブも増えており、この動きも2026年ワールドカップに向けてますます盛んになってきそうです。

NFLはロンドンなどで試合を開催していますが、今後ヨーロッパに本拠地を置くチームを新設するのでは・・・なんて話も。これは当分先の話になりそうですが、スポーツ文化的には大きな隔たりがあったアメリカとヨーロッパが徐々に融合しつつあります。

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