Bally Sports、ダイヤモンドバックスの放映権破棄へ。
破綻処理中の米Bally Sportsは、MLBアリゾナ・ダイヤモンドバックスへの放映権料の支払い期限が6/30に迫っている件について、支払いを行わない意向を示しているとのこと。連邦破産裁判所の審議を経て、認められれば契約は解除されます。
ダイヤモンドバックスは2016年に20年間のローカル放映権契約を当時のFOX Sportsと結んでいました。総額は15億ドルと報じられています。
Bally SportsがMLB球団のローカル放映権を失うのは、サンディエゴ・パドレスに続いて2球団めとなります。パドレスの試合は地元の衛星放送やCATVに移管され、またMLBの公式ストリーミングサービス「MLB.TV」は地元向けのブロックを解除しました。
6/15が支払い期限だったテキサス・レンジャーズには支払いが行われており、Bally Sports側による選別が進められています。次はクリーブランド・インディアンスとミネソタ・ツインズが候補としてあがっています。
同じアリゾナ州フェニックスを本拠地とする、NBAフェニックス・サンズは自らBally Sportsとの契約を打ち切り、地元テレビ局と契約を結ぼうとしましたが、これはBally Sports側の差し止め請求により保留となっています。
今後、破綻処理が進む中で取り扱いが決まることになりますが、基本的には解除の方向で進む者と思われます。その場合、プロスポーツで残るのはNHLのアリゾナ・コヨーテスのみとなります。
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