セリエA、国内放映権入札額は希望の半分未満か。
セリエAのイタリア国内における次期放映権について、入札が不成立に終わったことは先日お伝えしましたが、ナポリのデ・ラウレンティス会長の発言によると、入札額は1年あたり6億ユーロを下回っているとのこと。
現在権利を保有するDAZNとSkyが支払っている放映権料は3年で28億ユーロ(1年あたり9.3億ユーロ)と言われており、セリエAは目標として1年あたり12億ユーロ以上を目標として掲げていましたが、その半額未満というなかなか衝撃的な数字となっております。なにがセリエA側を強気にさせているのか、外野からはよく分かりません。
現在は個別交渉のフェーズに入っており、6/30には交渉内容を評価するための会議が招集されるとのことで、この日に決まる可能性もあります。
3年前の自分で書いた記事を読み返すと、この時もセリエAは年11億ユーロを目標に掲げており、同様に不成立→個別交渉になっていたので、まあそんなもんかもしれません。最近、自分の過去の記事が貴重なデータベースとなりつつあります。長く続けてよかった。でも、もっと真面目に書いておけばよかった。
この時、DAZNからは年3億ユーロの積み上げを勝ち取ったとのことですから、この流れは最初から織り込み済みと考えたほうがよいのでしょう。
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