DAZN配信のFCFが終了 & ESPNは「スラムボール」と契約

視聴者の投票で作戦がリアルタイムに決まるという斬新な要素を取り入れた、室内アメリカン・フットボールのFCF(Fan Controlled Football)ですが、資金の枯渇により今年予定していた第3シーズンの開催を見送ったとのこと。


現在はチームのフランチャイズ権の売却先を募る形で再開をめざしているとのことですが、前途は多難でこのまま終了する可能性が高そうです。

第1シーズンは4チームで始まりましたが、第2シーズンは8チームに拡大。アメリカ国内ではNBCが放映権を購入し、アメリカ以外ではDAZNがグローバルで権利を購入していましたが、拡大路線が逆に仇となってしまったか。XFLやUSFLなど、NFLのオフシーズンを埋めるフットボールリーグが増えてきたことも競争激化を招いたと思われます。

でも、失敗は付き物であり、後ろ向きにとらえる必要はありません。ESPNは「スラムボール」というスポーツと2年間の放映権契約を結んだそうです。映像を見ると、トランポリンが設置されたコートで行われるバスケットボールのようです。

スラムボールは、もともと映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2」で未来の新聞に書かれていた架空のスポーツだそうですが、当時は単なる造語だったものを実際のスポーツに仕立て上げてしまった人がいます。2000年代にはテレビで放送された時期もあったそうですが、その後は失速。しかし、ここに来てSNSでバズったことにより復活を遂げました。映画の舞台は2015年でしたが、それから8年遅れてブームを築くことはできるのでしょうか。

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