サウジ開催の伊スーパー杯中止。次期放映権も難航。
イタリアのスーパーカップ(スーペルコッパ・イタリアーナ)が中止されるとのこと。2018-19シーズンからサウジアラビアでの開催となり、コロナ禍で一時イタリア国内での開催となった時期もありますが、23-24シーズンから改めて6年間の開催契約を結んでいました。
しかし、6回のうち最大2回まで開催を拒否する条項が存在するとのこと。参加資格はセリエAの上位2クラブ(ナポリ・ラツィオ)とスーペル・コッパの上位2クラブ(インテル・フィオレンティーナ)ですが、ユヴェントスやミラン不在の大会では魅力に乏しいという、なんとも身もふたもない理由のようです。
サウジのスポーツへの投資は物凄いものがありますが、要するに完成品を高く買っているわけです。その姿勢は一概に悪いとは言い切れませんが、長期的な戦略には欠けます。
さて、セリエAの次期放映権をめぐる入札が不調に終わったことは以前お伝えしましたが、コッパ・イタリアとスーペル・コッパの次期放映権(2024-25シーズンから3年間)も同様に不調であることが明らかになりました。
こちらは公共放送のRAIと、民放局のMediasetの2社が名乗りをあげていますが、どちらも提示額が低く入札が不成立に終わったとのことです。セリエAと同様に、今後は個別交渉に移行します。
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