ACLプレーオフ、今年はスカパーで放送。

8月22日(火)に開催されるACLプレーオフ、浦和レッズvs.理文(香港)戦について、スカパーが生中継すると発表しました。


ACLはDAZNじゃないのか?と思う方も多いかと思いますが、昨年のヴィッセル神戸のプレーオフも「Rakuten TV」で配信されていますので、単純にプレーオフの放映権はまだDAZNではなく、本戦からだと考えてよいでしょう。


なお、欧州CLについてはプレーオフからWOWOWで放送予定となっていますので、ここがちょっとずれているところです。

DAZNは2021年からACLの放映権を獲得。8年契約ですが、今季から秋春制に移行するため実質的には2028-29シーズンまでとなります。


プレーオフについては2021年はセレッソ大阪が出場予定でしたが、対戦相手の辞退により中止となっています。DAZNの姿勢としては、高い金額を出して本戦の権利を買ったので、プレーオフまでは手が回らないといったところでしょうか。


さて、ACLは来年の2024-25シーズンから新しいフォーマットに移行すると発表されています。現行のACLは「ACLエリート」となり、出場チームは40→24に減らされます。その代わり賞金は大幅に増額されることとなっています。

現在放映権のサイクルは4年となっており、そのサイクルの途中からフォーマットを変えるというのは異例なことです。現行の権利者に対しては、契約上不利な取り扱いはできません。ですから、DAZNには引き続きACLエリートの放映権だけでなく、下部に該当する「ACL2」などの放映権も与えられるものと考えられます。


賞金アップの財源は、当然ながら放映権料とスポンサー料となります。すでに2028年まで契約しているDAZNは直接関係ないと思われますが、次期サイクルである2025年から契約する新たな放送局やスポンサーから回収する形となります。中国は失速している状態ですが、中東に加え東南アジアやインドなどを視野に入れているのでしょう。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000