【速報】K-1&QUINTET、DAZNでの配信が中止に。

本日(9月10日)にDAZNでの配信が予定されていた「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」「QUINTET.4」の両イベントについて、当日の朝になって配信ができない状況になったと発表されました。


なお、両イベントはABEMA・U-NEXT・GAORAにて放送・配信されます。

日本は大丈夫として、問題なのはDAZNが世界200か国以上にグローバル配信する予定だったことで、海外のファンにとっては実に残念ですし、主催者側としても国際進出の足がかりとする機会を失ったことになります。


この大会は格闘技の配信サービスである「FITE TV」でもPPVで配信することが予告されていましたが、どうやらこちらも中止になったようです。となると、この問題は単純にDAZNとK-1の間に生じたものではないと言えそうです。

「ゴング格闘技」に掲載されたDAZN・保泉氏のインタビュー記事によると、DAZNでは日本語版と英語版の配信を予定していたとのこと。ただ、配信スケジュールでは日本語版のみが掲載されていて、英語版は掲載されていなかったことを確認しています。


日本語版についてはゲストのタレントさんの名前も掲載されていましたので、公式映像をそのまま流す予定だったものと思われます。おそらく、国際映像に関連して制作または権利上の問題があったのでしょう。

K-1&QUINTET世界200カ国配信、DAZN Japan「世界配信ビジネスでは“どれだけの人が知っているか”がとても重要」「UFCと並ぶグローバルコンテンツになる」

 2023年9月10日(日)横浜アリーナ大会から、K-1&QUINTETが、スポーツ・チャンネルの「DAZN(ダゾーン)」で日本をはじめとする200以上の国と地域でライブ配信される。  なぜ、DAZNはK-1&QUINTETをグローバルパートナーに選んだのか。DAZN Japanのバイスプレジデント・ライツの保泉司文氏に、K-1&QUINTETのグローバルコンテンツとしての将来性と世界展開への期待を聞いた。 世界展開においては「それぞれのローカルスターを発掘すること」が重要 ――これまでメジャースポーツを中心に放送してきたDAZNが、K-1&QUINTETの配信をすることが大きな話題になっています。 「弊社DAZN Japanとしましては、以前より日本発のK-1、そしてQUINTETの世界における市場価値の高さに着目してきました。K-1はUFCやJリーグと同じ1993年に創設されて、一大ムーブメントを起こしてきました。一時は幕が閉じそうになる時期もありましたが、武尊選手を中心に新生K-1として立ち直り、30年の歴史をしっかりと繋いできています。その中でも、とくに我々が注視しているのは

ゴング格闘技 - GONKAKU

海外からさまざまな団体の選手を招いているイベントなので、団体との契約に問題があったのか。また、K-1のテーマとして知られるプリンスの「Endorphinmachine」まど、洋楽も多数使われていますので、著作権処理も結構難しいのかもしれません。


ただ、これらの問題は当該の試合なり音楽なりをカットすれば済むような気もします。配信すべてが無くなるというのは、相当根深い問題のように感じます。また、日本語のほうも中止になったということは、契約そのものが白紙になった可能性もあり、今回のみならず今後の配信も危うくなってきます。


どちらにしろ、主催者からの説明が求められるところです。また何かしらの発表がありましたら取り上げることにします。

【追記 9/10 13:30】

海外向けに急遽YouTubeでの配信が開始されました。日本からは視聴できません。

理由については「プラットフォーム側の事情」(problems on the broadcast platform side)となっていますが・・・2社で同じことが起こっている以上、単純な問題には受け取れないというのが正直なところ。続報を待ちます。

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