【必見】岡ちゃん・ホリエモン対談動画。

元日本代表監督で、現在はFC今治のオーナーを務める岡田武史さんと、ホリエモンこと堀江貴文さんの対談動画が「ホリエモンチャンネル」にアップされています。全4本です。サッカーにとどまらずスポーツビジネス全般の話題に触れており、必見と言えます。

当ブログ的には2本目の動画がもっとも興味をそそる部分でした。先日のFIFA女子ワールドカップにおける放映権問題に触れ、これまでは地上波が強かったがために有料化への移行が遅れたことや、テレビ局にはABEMAのような先行投資ができない点などを解説しています。

ホリエモン氏は以前Jリーグのアドバイザーをしていましたが、Jリーグについては人口減少の時代において国内のファンは飽和しており、アジアに活路を見出すしかないという見解です。また、外資を積極的に招き入れるべきという意見ですが、ここは彼らしいところと言いますか、賛否が分かれる部分でしょう。

ホリエモン氏はサッカーでは「TOKYO2020 FC」(東京都2部)、また野球では「北九州下関フェニックス」(九州アジアリーグ)のオーナーです。近鉄買収に失敗したのは2004年ですから、もう20年近くになるのですね・・・

また、最近では北九州のFMラジオ局「CROSS FM」のオーナーになったことが明らかになりました。今後の経営方針については近く記者会見が行われるとのことですが、北九州下関フェニックスとの連動は当然あるものと思われます。

一方、岡田さんのFC今治は現在J3所属です。J3は来年からDAZNでの配信がなくなる予定です。おそらく地元局での放送を増やすとともに、YouTubeなどで手軽に観られる環境を整えることになると思われますが、FC今治については地元の愛媛朝日テレビがホームゲームを全試合放送しているとのことで、その点では地元のメディアと緊密な関係を築いていると言えます。

ローカルでビジネスの基盤を固めるとともに、「岡田メソッド」の指導法をグローバルに広げるという目標も持っています。人口減少社会においてビジネスを拡大するには、ローカルとグローバルの両方の視点が必要というわけです。今後の発展に期待しています。