阪神優勝決定試合、BS朝日が緊急中継。虎テレは無料開放。

もう「アレ」と言わなくてもいいんですよね？優勝決定試合となった昨夜の阪神vs.巨人戦、関西ではサンテレビで中継されましたが、BS朝日も緊急生中継を決定したことで全国で無料視聴が可能になっていました。

もともとは西武vs.ソフトバンク戦を中継予定で「緊急二元生中継」と題していましたが、まぁ事実上阪神戦ばかりになってしまったのは、西武とソフトバンクのファンにとってはがっかりだったでしょう。

阪神タイガースの公式配信サービス「虎テレ」にもアクセスが殺到。急遽トップページからログインなしで視聴ページに遷移するようにしたため、事実上の無料開放となっていました。

アクセスが殺到すると認証系がアキレス腱となるため、やむを得ない措置と言えるでしょう。同様のケースでは、昨年12月のボクシング・井上尚弥戦を中継したdTVが記憶に新しいところです。

障害が起きると原因究明と再発防止ということになるのですが、今回は原因は明らかですし、再発防止のしようもないですね。今後阪神が常勝軍団になれば対策するでしょうし、残念ながらまた弱くなれば対策の必要がなくなってしまいます。

この措置で割を食ったのがDAZNです。DAZNの阪神主催試合は数分のディレイとなっています。これは虎テレを優遇するための措置ですが、ファンとしてはアレの瞬間を見たいわけですから、これまでは我慢できたとしても今回はさすがに・・・ですね。広島戦が中継されないことの次に問題となっているところです。

そのうえに、虎テレのほうが無料開放されてしまったのですからたまったものではありません。BS朝日と虎テレを比較してみたところ、遅延は10秒未満に収まりました。DAZNについては約3分といったところです。まぁ、本当に優勝の瞬間を早く知りたいのであれば、アナログラジオを聴くのが一番なのですが。