Bally Sports、NHLコヨーテズへの支払いを拒否。

破綻処理中の米Bally Sportsは、NHLアリゾナ・コヨーテズへの放映権料支払いを拒否することを決定。裁判所もこれを認めたため、両者の契約は破棄されました。


コヨーテズはこの決定を受け、地元の地上波局を運営するE.W. Scripps社と契約。今シーズンのホームゲームのほとんどが無料で中継されることとなりました。

Bally Sportsは、同じアリゾナを本拠地とするMLBダイヤモンドバックスとも契約を破棄し、ローカル放映権はMLB預かりに。また、NBAフェニックス・サンズは自ら契約を破棄し、地上波局のグレイテレビジョンとの契約を選んでいます。


コヨーテズとの契約が破棄されたことで、Bally Sports Arizonaが保有していたプロスポーツの放映権はすべて消滅。今後は閉局に向けて動くことになります。

Bally Sportsは昨シーズンNHLの12チームとローカル放映権の契約を結んでいましたが、コヨーテズを除く11チームとは今季も継続となっています。当初はNBA・NHLのシーズン開幕前に破綻処理のめどを立てる予定でしたが、それが長引いているという事情もあります。ただ、その中でもアリゾナが真っ先に削減の対象になったということです。


なお、NHLでは、ベガス・ゴールデンナイツもScripps社との契約を選んでいます。こちらはBally Sportsではなく、AT&T Sports Netからの移動です。

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