【速報】セリエA、次期放映権が決着。金額は微減。
セリエAの次期放映権が決着しました。DAZNとSkyが出している提示を受け入れるかについてクラブによる投票が行われ、20クラブ中17クラブが賛成票を投じたとのこと。
- 期間: 2024-25~28-29シーズン(5年間)
- 金額: 総額45億ユーロ (1年あたり9億ユーロ、DAZNが7億、Skyが2億を負担)
- 内容: DAZNは全試合、Skyは毎節3試合を放送
前回の記事ではもうちょっと長引くのではないか・・・と予想したのですが、当初の強気はどこへやら。クラブ側が折れてしまいました。
現在の契約は2社合わせて年間9.3億ユーロなので、微減となります。減少というのはある意味屈辱的なことですが、代案として示されていた独自のストリーミングサービスについても具体性に乏しく、一部の強硬派を除いては諦めムードだったようにも思えます。
イタリアのDAZNは、今年からセリエAが視聴できるStandardプランの料金を月額39.99ユーロ(年間契約で29.99ユーロ)に値上げしています。セリエAを獲得する前は9.99ユーロだったので、実に3倍に跳ね上がりました。契約数の増加が見込めなければ、値上げで回収するしかありません。まぁ、同様のことは日本でも起こっているわけですが。
そういう意味では、微減に終わったことでファンにとっては追加の負担を避けられることになりそうです。DAZNにとってはこれまでの3年間の収支を再検証し、確実に利益を得られる現実的な料金設定を行うことになります。値下げは期待できませんけど、もう大幅な値上げはないものと思いたい。
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