アフリカサッカー連盟、beINと復縁。
CAF(アフリカサッカー連盟)は、カタールのbeIN Sportsと結んでいたパートナーシップを復活させると発表しました。
CAFとbeINは、2017年から12年間・総額4.15億ドルの契約を結んでおり、いわゆるMENA(中東・北アフリカ)諸国とフランス、アメリカを含む40か国あまりの放映権を獲得していました。しかし、9月にCAFは未払いを利用として契約を破棄していました。
下記の記事によると、beINの未払い額は8,800万ドルにのぼっていましたが、ほぼ全額の支払いに同意したとのことです。一方でCAFもいくつかの譲歩を示したとされますが、その内容については明らかになっていません。
先日開催されたAFL(アフリカンフットボールリーグ)では、契約を破棄されたにも関わらずなぜかbeINが放映権を持っていました。もっとも、この大会はイギリス・南アフリカ・タンザニアの3か国を除いては無料配信されています(公式サイトやFIFA+など)。なので、非独占の権利ではあるのですが、それでもパイプを維持するために個別の契約を結んだのかもしれません。
まだ不透明さは残るものの、来年初めにはAFCON(アフリカネーションズカップ)が控えており、その前に北アフリカ諸国の権利が解決したことはよいことかと思います。
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