W杯予選・シリア戦、交渉難航でいまだ決まらず。
読売新聞によると、11月21日に開催されるワールドカップアジア2次予選、シリアvs.日本戦(中立地サウジで開催)の放送がいまだ決まっていないとのこと。シリアサッカー協会と契約している代理店との交渉が難航しているそうです。
この記事でも触れられている通り、2次予選の放映権は主催国のサッカー協会の管轄となります。最終予選についてはAFCが一括で管理しており、DAZNが購入済み。日本のホームゲームについてはテレビ朝日にサブライセンスが行われる予定です。
なので、記事には昨年の最終予選・オーストラリアvs,日本戦の放送がなかった件について触れられていますが(DAZN独占配信)、これはもともと決まっていた話であり、今回のケースとは異なるということをあらかじめ記しておきます。
残念ながらと言いますか、この記事では代理店の名前が書かれていません。ぎりぎりまで交渉するところと言えば、真っ先に思いつくのがinfrontですけど、別に因縁をふっかけるつもりはありません。似たような姿勢のところは他にもあるでしょうし、むしろそっちのほうがスタンダードではないかという気すらしてきました。
ここ数年で日本のテレビ局の購買力が下がっていることは明らかで、そこに円安が重なっています。そういう事情を理解していない代理店が無駄に強気になっているようにも思えます。ただ、本当にぎりぎりの状態となれば妥協してきますので、あまり悲観してもしょうがありません。
7月の女子ワールドカップでは開幕7日前(日本初戦の9日前)にNHKでの放送が決まりました。男子の日本代表戦については多くのスポンサーが付いていることから、ビジネス的にはなるべく民放で中継したいところです。しかし、現時点であと5日に迫っており、民放にとっては急遽枠を空けるのは厳しくなっています。
ということで、困った時のNHK頼みとなるのか、または配信限定になる可能性もあります。配信限定となれば、なるべく有料は避けたいところで、ABEMAなりTVerなりも候補にあがってきますが、とにかく時間がありません。動きがあれば急ぎお伝えします。
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