ラグビー・リーグワン、NZで放送。
ニュージーランドのTVNZは、ラグビー・リーグワンの放映権を獲得したと発表しています。テレビではなく配信サービスの「TVNZ+」での配信となるようです。
19試合をライブ配信するとのことなので、毎節1試合とプレーオフといった感じになるものと思われます。すでに終わっている第1節の試合についても配信予定があるそうです。
TVNZはニュージーランド政府が全額出資する国営企業ですが、受信料制度は廃止されており、また政府からの交付金も出ていないため、民放と同様に広告が主な収入源です。すなわち、この試合の中継は無料ということになります。
当ブログでは2020年にも当時のトップリーグがニュージーランドのSkyで放送されていたという記事を書いています。2021年もSkyが31試合を中継していたようですが、2022年については確認できませんでした。
お隣のオーストラリアでは、2021年にStan Sportが25試合を中継し、2022年も引き続き中継を行っていましたが、こちらは今シーズンの放送について確認できておりませんので、引き続き放送されることを期待します。
TVNZは最近赤字に転落したと報じられています。どの国も広告収入が伸び悩んでいることは共通しています。そんな中でリーグワンの放映権を得たということは、広告収入が得られるスポーツとして期待されていると考えてよいかと思います。
日本でプレーする外国人選手が増え、試合のレベルが高まれば放映権が売れる。この形は、秋春制の議論がかまびすしいJリーグを始め、他の競技でも理想とする形です。もちろん単に売れるだけでなく、それなりの値段が付く必要があります。
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