ただいまセール中?MP&Silvaの持つ放映権を買い叩く、買い叩く。
中国系のスポーツメディア代理店「MP & Silva」が経営破綻したことは先日お伝えした通り。
これから法的手続きに入るけど、どこかの会社がMP社を救済するのか、それとも清算されてMP社の持つ権利がばらばらにされてしまうのか。今後の展開が気になるところ。
世界最大の代理店であるIMG。同じ中国系のInfront。そして電通もDAZNも候補にあげてよい。競売にかけられる可能性だってある。
とりあえず、MP社が保有していると思われる日本向けの権利についていくつか調べたので以下にリストアップ。
■サッカー
ワールドカップ欧州予選・EURO予選・ネーションズリーグ ⇒2021年まで
南米選手権(コパ・アメリカ) ⇒2019年大会
プレミアリーグ ⇒2018-19(今シーズン)まで
ベルギーリーグ ⇒2019-20シーズンまで
ポーランドリーグ ⇒2020-21シーズンまで
スコットランドリーグ ⇒2022-23シーズンまで
ガルフカップ(中東) ⇒2031年まで
■野球
WBSCプレミア12 ⇒2019年大会
カリビアン・ワールドシリーズ ⇒2020年まで
■ボクシング
WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ) ⇒2019-20シーズンまで
■バレーボール
セリエA(イタリア) ⇒2019-20シーズンまで
もちろんこれらはすでに販売してしまっていれば追加の収入はない。放映権だけでなく、肖像権やゲーム化権といった他の権利が含まれていたり、優先的に延長できるオプションが含まれてたりすれば価値が出てくる。
プレミアリーグは旧スポナビライブが購入。WBSSは先日フジテレビが放送した。また、コパ・アメリカやプレミア12についてももう売れてると思ってよいだろう。
なので、問題はUEFA主催の大会。
ネーションズリーグがいまだに放送されていないのは、おそらくまだ売れてないんでしょうね…こんな状態だといま買うとしても危なっかしい。EURO本選はまた別だというのも判断を鈍らせる。
待ってられないけど、でも待たなきゃいけないこのもどかしさといったら。とにかく早く解決してほしいものです。
ちなみにブンデスリーガの放映権も昨シーズンまで持ってました。今シーズンはどこになったのか分かりませんが、この切れ目を利用してスカパーがささっと持っていったんですよね…
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