ラ・リーガ放映権料の分配発表。CVCへの支払い始まる。
昨年末、ラ・リーガが2022-23シーズンの放映権料の分配について発表しています。
1部と2部を合計した総額は15.25億ユーロ。各クラブへの配分は、レアルとバルサが約1.6億ユーロ、アトレティコが約1.2億ユーロとなっています。
放映権料収入の50%は均等配分ですが、25%を過去5シーズンの成績、25%を興行収入・シーズンチケット売上・テレビ視聴者数をもとにしたランキングに基づいて傾斜配分しているため、その分格差が出ることになります。
なお、バルサはこれとは別に結んだ契約により、分配金の25%を投資会社のSixth Streetに支払うことになります。
また、今季からCVCキャピタル・パートナーズと結んでいる契約「BOOST LALIGA PLAN」の適用が始まりました。この契約に署名したクラブは一時金を受け取る代わりに、今後50年間にわたって約8%を拠出することになります。ただし、1年目は経過措置でまだ8%には達していないそうです。
下記の表はふたつに分かれています。左はルール通りに配分した金額で、右はCVCとの契約によって調整した後の金額です。契約に署名していないレアル・バルサ・ビルバオの取り分が増えています。
2部の表もふたつに分かれていますが、右の表は降格クラブへの補償金(パラシュートペイメント)が反映されたものとなります。
1部と2部の格差は9:1となっており、この格差がラ・リーガの特徴と言えるでしょう。
ちなみにプレミアリーグですが、全クラブに8,750万ポンド(約1億ユーロ)が均等配分されています。
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