さいたまクリテリウムと栗村修=松木安太郎説

あす(11/4)は「ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム」が開催される。さいたま新都心が一日だけパリっぽくなる。
本場の空気をそのまま持ってきた、という表現は中継映像からも伝わってくる。
国内でもいくつかサイクルロードレースの中継が行われているが、技術レベルが段違い。もちろん予算の問題が大きいのだけど、ヘリコプターを飛ばすというだけで気合いが違う。
ヘリコプターには空撮と地上のカメラから電波を中継する2つの役割があるが、クリテリウムのような周回コースだと後者の役割は必ずしも必要ではないので、純粋に空撮のために利用されると考えてよい。


大会の誘致には数億円規模の金額が動いているそうで、さいたま市の予算も競輪からの助成金も投入されている。
今年もメインスポンサーはJ:COMとなったが、J:COMはJSPORTSの親会社でもあるため、この大会の成功は今後JSPORTSがサイクルロードレースにかけられる予算を左右するとも言える。

さて、J:COMからのプレスリリースという形で毎度おなじみ「我らワールド」こと、サッシャさんと栗村修さんのインタビューが掲載された。
サッシャさんの「城マニア」っぷりは4台のデジタルガジェットから繰り出されるという。通信料いくらなんだろう?というのはともかく(さすがにスタジオなら無線LANくらいあるかと)、実況しながら情報を選択するマルチタスクのスキルはなかなか真似できるものではない。

そして解説者の栗村修さんが、サッカー解説者の松木安太郎さんに例えられているのは笑っちゃうけどその通りと言うしかない。
選手としても監督としても実績を残しているにも関わらず愉快なオッサンたちだ(誉め言葉)。実は真面目な解説もできるということも共通している。

ちなみにDAZNでは先日年末に配信予定の特別番組の収録が行われたとのこと。新城選手・別府選手・飯島美和さんがゲストという豪華布陣。こちらも負けていられない。

とうとう今年のサイクルロードレースのシーズンが終わる。来年はどうなっているか分からないけど、お互い切磋琢磨して、なおかつ個性を出した放送を。そして1レースでも多く観られることを期待したい。

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