マカオで競馬が廃止。シンガポールも。

マカオで競馬を運営するマカオジョッキークラブは、4月1日付で政府と結んでいる経営権の契約を解除すると発表しました。これにより競馬は廃止となります。


カジノに押されて、というのが主な要因とのこと。競馬はギャンブルとして考えると、あまりにもコストがかかりすぎるということでしょう。お隣の香港ではまだまだ盛況なので、明暗がはっきりと出た形です。

今年10月にはシンガポールの競馬も廃止されることが昨年決まっています。こちらも理由は同じで、2010年にカジノがオープンしてから凋落が始まったとのこと。日本のコスモバルクが優勝したことでも知られる国際レースは2015年に廃止され、衰退の道をたどることになりました。


狭い国土のシンガポールにとって競馬場の広大な土地は無駄に感じるのでしょうけど、ゆやはりもったいないなぁ…という気持ちもあります。そう考えると、日本の競馬は世界でも有数の成功事例であり、恵まれた環境にいることが分かります。

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