米Bally Sports、MLB3球団と単年契約。
現在経営再建中のBally Sportsですが、運営会社のDiamond Sports Group(DSG)とMLBの3球団が今シーズンのローカル放映権契約に合意したとのこと。
テキサス・レンジャーズ、クリーブランド・ガーディアンズ、ミネソタ・ツインズの3球団で、いずれも単年契約となります。また、ストリーミングの権利は含まれていないとのことで、先日出資が明らかとなったAmazonでの配信はなさそうです。
レンジャーズは2015年に20年総額16億ドル、ガーディアンズは2023年に5年総額2.75億ドルの契約を結んでいましたが、この契約はいったんご破算に。今年は単年契約でしのぎつつ、来年以降新たな契約を探ることになります。
ツインズは2012年に12年総額4.8億ドルの契約を結んでいましたが、昨年満了となっています。新たな契約は見つからなかったようで、DSGと再契約することになりました。
いずれも放映権料は昨年から15%以上引き下げられる見込みとのことです。
DSGは他の9球団と契約を継続しており、こちらは減額にはならないとのこと。今シーズン、Bally Sportsは計12球団のローカル放映権を保有することになります。
ただし、12球団のうちストリーミングの権利を保有するのは5球団のみとなっており、Amazonにとってはあまり美味しくありません。NBAについては15球団、NHLは11球団のストリーミングの権利を持っているそうなので、まずはこちらをメインとしつつ、MLBの拡大を狙っていくことになるかと思われます。
Bally Sportsがローカル放映権を持つMLBの球団は以下の通りです。
- ストリーミングの権利あり
- マイアミ・マーリンズ
- タンパベイ・レイズ
- カンザスシティ・ロイヤルズ
- デトロイト・タイガース
- ミルウォーキー・ブルワーズ
- ストリーミングの権利なし
- アトランタ・ブレーブス
- シンシナティ・レッズ
- セントルイス・カージナルス
- ロサンゼルス・エンゼルス
- テキサス・レンジャーズ
- クリーブランド・ガーディアンズ
- ミネソタ・ツインズ
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