エールディヴィジ、本国の次期放映権が改めて決着。

オランダ・エールディヴィジについてフジテレビが放映権を獲得したことが先日発表されましたが、今回はオランダ国内のお話です。


オランダ国内における次期放映権(2025-26シーズンから5年)については、現在の権利者であるESPNがそのまま継続することが決まっていますが、競争相手となっていた国内の4社による連合体が当局に異議を申し立てていました。


今回、当局はこの合意に問題はないとの見解を示し、4社連合は異議を取り下げています。これにより、改めてESPNの継続が確定。正式に契約が締結されました。5年契約で総額7.5億ユーロと報じられています。

この契約については、ESPNよりも4社連合のほうが高値でオファーしているとの報道があり、どんなプロセスで決定されたのか不透明な部分があるようです。4社連合は、ヨーロッパの主要国が行っているオープンな入札を実施すべきだったと主張しています。


オープンな入札の場合、一定の資格さえ満たしていればあとは金額の勝負となるわけですが、数年ごとに権利者がころころ変わるかもしれない状況の中で、放送局が長期的な視点で取り組んでくれるかという課題はあります。未来のための種蒔きをどうすべきかは、いま日本のサッカー界においても大事な課題となっており、決してよその国の出来事とは言えません。

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