FIFA、Wandaのスポンサー打ち切りでサウジが後釜か。

SportBusinessが独自ネタとして報じていますが、FIFAが中国のWanda Group(大連万達集団)と結んでいるスポンサー契約を打ち切るとのこと。理由はWandaの未払いです。


Wandaは2016年にFIFAと15年間のスポンサー契約を結んでおり、金額は総額で8.5億ドルと推定されています。

Wandaは中国の不動産大手であり、不動産バブルの崩壊によって資金繰りの悪化が伝えられていました。また、傘下には放映権の代理店として当ブログにもよく名前が登場するinfrontを抱えていますが、こちらも売却が検討されていると報じられています。


AFCと代理店契約を結んでいたFMAが昨年崩壊しましたが、FIFAにおいても中国の影響力はなくなったと言ってよいでしょう。

そうなると、次に台頭してくるのは当然中東勢ということになるのですが、昨年からサウジアラビアの国営石油会社・アラムコがFIFAのスポンサーになるという報道が出てきています。2034年にはワールドカップの開催が確実視されています。


今後発表されるであろう契約は2034年までの10年間で、総額は10億ドルに達するとも噂されています。FIFAも強かではありますが、サウジマネーが席捲するのもなんだかな・・・という思いです。

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