【調査断念】フィギュアグランプリシリーズの放映権
日本シリーズの放送時間延長によってグランプリシリーズの開始時刻が大幅に遅れる事件が発生してからというものの、フィギュアファンのテレビ朝日に対する風当たりが強くなっている。
というか、もともとくすぶっていたものに燃料が投下されたというのが正確か。生中継がほとんどされないこと、一部の選手の演技がカットされていることなど、以前から不満の声があったわけで。
ということで、グランプリシリーズとテレビ朝日の放映権がどうなっているのかを調べてみようとしたわけですが、残念ながらめぼしい情報は得られなかったことを最初にお詫びしつつ、知り得た情報について少し書かせて頂きます。
テレビ朝日が保有している放映権は地上波、衛星波(無料および有料)、そしてネット配信(AbemaTV)に及んでいるわけですが、生中継されるのはごく限られた選手の演技のみであり、もしかしたら生中継に関して何かしらの制約条件が存在するのでは?という憶測も成り立つのですが、当然ながらソースはありません。
また、グランプリシリーズのうちNHK杯は当然NHKが放映権を保有しているわけですが、テレビ朝日は残り5戦(およびグランプリファイナル)の放映権を契約しているのか。それとも全戦の契約を結んでおり、NHK杯の権利をNHKに販売しているのか。そういった点もやはり分かりませんでした。
とりあえず手がかりになる資料としては、ISU(国際スケート連盟)が今年5月に出したマーケティングに関する文書があります。ここには2014-15シーズンから18-19シーズン(つまり今季)の4年間の活動についてまとめられています。
※リンク先はPDFなのでご注意を。
ISU主催の国際大会、およびグランプリシリーズの放映権はEBU(欧州放送連合)が管理しているのですが、日本・アメリカ・カナダ・中国・韓国はその対象地域から外れています。
なぜ韓国?という疑問はさておき、ヨーロッパ以外の開催国は別扱いとなっているのですね。(中国は今年の開催を辞退)
そうなると、NHK杯の主催者であるJSF(日本スケート連盟)や、他の代理店があいだに入って調整していると考えるのが妥当でしょうか。あくまでも推測ですが。
ちなみにISUとEBUの契約は今季で終了することが決まっているため、来季はさらにカオスな状況となりそうです。ISUの思惑としてはテレビに限らずネット配信も含めて露出を増やしていきたいようで、そうなるとDAZNを含めたOTTサービスの参入も現実味を帯びてきます。
テレビ朝日はAbemaTVで配信を行っているにも関わらずライブではない。もしライブ中継の権利が別物として切り出されているのであれば、そこに飛び込む業者が出てくる可能性は否定できませんね。
さて、上記の文書には、日本での放映権契約は無事延長されたが、金額はわずかな増加にとどまった、という記述があります。テレビ朝日・フジテレビ・JSPORTSがその対象だと思われますが、大幅なアップを目論んだものの失敗に終わったもようです。
また、ジュニアグランプリについてはテレビ朝日が放映権だけでなく広告などの商業権を獲得していることなども記述されており、わずか4ページではありますが読みごたえがあります。
残念ながら?日本国内では現状維持となりそうですが、世界的に見ると来季のカオスっぷりが注目されるところです。
以上、肝心なところの情報を提供できなかったこと、本当にすみません。今後わかったことがあれば改めて報告します。
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