英女子WSL、放映権を異例の1年延長。

イングランドのWSL(女子スーパーリーグ)は、BBCおよびSky Sportsと今シーズンまで結んでいる放映権契約を1年延長したと発表しました。


条件は今シーズンと変わらず、Sky Sportsは35試合を放送予定(最大44試合まで放送可能)。BBCは22試合を放送予定です。金額も変わらず年間800万ポンド(約15億円)と推定されています。

放映権契約としては異例の単年になりました、もともとWSLはシーズン全132試合の放送を前提として入札を実施すると発表しており、TNT Sports(旧BT)やDAZNが関心を示しているとの報道もありました。

また、土曜午後3時キックオフの試合について中継を禁止する「3pm blackout」ルールの適用除外をめざしていたとも報じられていますが、こちらについて具体的な動きは出ていません。準備不足のまま入札を進めるのではなく、1年の猶予を作ったということのようです。

WSLの冠スポンサーであるバークレイズは、2024-25シーズンまで結んでいた契約を3年間延長する見込みと報じられています。スポンサー料は現在の約2倍に相当する年間900万ポンド(約17億円)になるとのこと。まずはこちらで増収を確保できたのは朗報で、放映権料についてもこの1年で状況を整理し、大幅な増加を狙うことになります。

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