WBD運営の自転車レースをStayliveが配信。
ワーナーブラザース・ディスカバリー(WBD)と、スウェーデンのSpring Mediaが提携を発表。WBDが運営を手がけている自転車競技などのレースを、Spring Mediaの配信サービス「Staylive」にてライブ配信します。
第1弾として、UCI(世界自転車連合)が公認するマウンテンバイク・ワールドシリーズの配信が開始されました。日本からも視聴可能で、料金は月5.99ドルまたは年59.99ドルです。
Stayliveはスポーツのライブ配信をサポートするプラットフォームであり、これを通じて配信されているスポーツはいくつかあります。その中のひとつである「Fanseat」は、昨年日本でも注目されました。放映権交渉が決裂し、日本での中継がなくなったサッカーワールドカップ予選・シリアvs.日本戦をPPVで中継したのがここでした。
WBDは、マウンテンバイクのほか自転車のトラック競技の大会である「UCIトラックチャンピオンズ・リーグ」の運営も手がけています。また、オートバイの分野でもEWC(世界耐久選手権)などを運営しています。鈴鹿8耐もEWCのシリーズとして組み込まれていますが、今後はこのStayliveを通じて配信されることがあるのでしょうか。
現時点ではWBDが自ら運営するイベントに限られていますが、今後はそれ以外にもWBDがグローバルで放映権を保有しているイベントの配信が期待されます。もし実現すると、昨年末をもって撤退した「GCN+」の後釜となり得る存在です。あまり期待せずに続報を待ちます。
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