規模縮小のViaplay、オランダでF1の権利延長。

2022年からオランダでF1の放映権を獲得したスウェーデンのViaplayですが、契約を延長したと発表しました。新たな契約は2025~29年の5年契約です。金額は現在の年間3,000万ドルから4,700万ドルに増えると報じられています。


また、Viaplayの本拠地である北欧諸国でも契約を更新しています。対象はスウェーデン・ノルウェー・フィンランド・デンマーク・アイスランドで同様に5年契約となまります。

Viaplayは、北欧から他のヨーロッパ市場への進出を狙うにあたり、マックス・フェルスタッペン選手の母国であるオランダをターゲットとしました。その後イギリスや北米にも進出しましたが、経営が悪化したため撤退を余儀なくされています。しかし、オランダ市場には引き続きとどまり、北欧とオランダに資源を集中させる方針です。

今年から、Viaplayは「F1 TV Pro」をセットで提供しています。オランダではF1 TV Proが月額8ユーロで提供されていましたが、ファンにとってはその負担がなくなることになります。その一方で来年からの放映権料増額が決定したわけですから、もし料金値上げとなれば、いわゆる「朝三暮四」のような状況になりかねません。


・・・という原稿を書いていたら、どうやら5月から値上げ予定であるとの情報が。月額15.99→17.99ユーロに改定されるそうです。やはり。

それでも日本からしてみると、いまだにF1 TV Proの開放は実現していないわけですから、若干うらやましくもあります。F1とDAZN・フジテレビの契約は来年(2025年)までとなっていますが、それまでに新たな動きは見られるのでしょうか。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000