世界の競馬がもっと観たいぞ、という話。

イギリスの競馬専門チャンネル「レーシングUK」が、来年からアイルランドの全競馬場の放映権を獲得。チャンネル名も「レーシングTV」に改めるとのこと。
観られるレース数が増えることは嬉しいことなのだが、残念なことにこのニュースには裏がある。
レーシングUKは来年から英王室が所有するアスコット競馬場の放映権を失う。新たに獲得したのはSky Sports。レーシングUK自体はSkyのプラットフォーム経由でも視聴できるが、チャンネルとしては競合となっている。

もちろんイギリスは競馬発祥の地。それだけに伝統ある競馬場と伝統あるレースが揃っており、逆に言えば統括する強力な組織がない。なので各競馬場は独立した存在であり、イギリスの競馬界はゆるやかな連合体となっている。
このあたりの事情はアイルランドも同じ。それゆえにこうやって放映権をまとめてくれるプラットフォームの存在はありがたい。

逆に日本の競馬にはJRAにより一体で運営されている(地方競馬もありますが)。自ら馬券を発売することで財源もある。バブル期には年4兆円近くを売り上げたこともある。
いまは2.5兆円くらいだが、それでもまだまだ財政は豊か。競馬場が売却されたり破綻するなんてことはない。(地方競馬は結構破綻してますが)

折しもこの記事が出る12/9には香港国際競争が開かれるが、香港は旧イギリス領であるけど日本型のモデルに近い。もっとも競馬場は2か所しかないのだけど。

話が長くなりましたが、世界にはいろんな競馬があるってことだけ知って頂ければ有り難いです。
 
そして、レーシングUKの中継の一部はDAZNでも配信されているので、決して無関係な話ではない。レース数が増えるかもという期待もありつつ、やはりアスコット開催が消えるのは痛い。
ギャンブルとしての競馬も楽しいけど、やはりここはスポーツとしての競馬の魅力を伝えて頂きたく。現在は日本からの出走馬がいるレースについてJRAがスポットで購入している状況なので、単純にもっといろんな国のいろんなレースが観たい。これは願望です。

またOTTだと多数のチャンネルを作ることができる。JRAのグリーンチャンネルはレースとパドックの2チャンネル体制だけど、競馬場ごとに分けてもらえるとさらによい。ついでに他の配信プラットフォームにも提供してくれるとさらによい。

JRAの放映権料はおそらくタダ。というか、JRA自身がスポンサーについてくれるので実質マイナス。
DAZNでもどこでも手さえ上げれば中継できそうな気がするのですが、さてどうなんでしょ。自前のサービス(グリーンチャンネルweb)に固執しなくてもよいと思うのですが…

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