【アサ芸】早くもEURO2028の話。もう決まってるかも。
ソースが「アサ芸プラス」なので、どう取り扱っていいのか分からない話ですが、EURO2024が始まったばかりなのに早くも次回2028の話をしています。
記事の内容もところどころ間違いがあります。ABEMAが日本語コメンタリーを付ける15試合について「おそらく決勝トーナメントのこと」としていますが、実際にはグループステージから日本語コメンタリーの試合はあります。
ただ、この記事で登場する「サッカーライター」は、基本的な情報をきちんと押さえているという印象です。なので、記事を書いてる人の情報収集力や理解力に問題があるのかもしれません。
6月6日に掲載された記事では、この時点でEURO2024の放映権がない国としてロシアをあげていますが、実際には5月30日にロシアで契約が結ばれています。いまいち詰めが甘いなぁ・・・という印象です。
さて、話を戻します。EURO2028については、実は昨年2024と同時に入札が実施されています。UEFAから出ている以下の資料をご参照頂ければと思いますが、日本では2023年4月26日が締め切りとなっています。
2024の放映権がここまでもつれたわけですから、2028についても同様に入札が不成立になったものと考えられます。それ以降は入札ではなく個別交渉となりますが、おそらくWOWOWもABEMAも2028を含めた契約を視野に入れていたはずです。
それにも関わらず、両社のプレスリリースには2028について一切触れられていません。もともとWOWOWは契約年数を書かない傾向にあります。最近発表された欧州CL/EL/ECLの契約についても、UEFAの資料では3年サイクルであることが公表されているにも関わらず、その手の記載はありません。
ABEMAについても同様なのですが、そもそもワールドカップは単発の契約ですし、MLB・プレミア・ブンデスリーガといったサブライセンス契約も基本的には単年と考えられますので、そもそも書く意味がないといったところでしょう。
ということで、2028についてはもう決まっている可能性があります。その場合、早ければ2024の決勝戦あたりのタイミングで発表されるかもしれません。もし何もなければ、もったいぶる必要もありませんので、おそらくまだ決まっていないと考えるべきでしょう。
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