パ・リーグの配信権料がほぼ判明?
パ・リーグの試合のインターネット配信権を一括管理するパシフィックリーグマーケティング社。以前当ブログでも紹介したことがありますが、新しい記事が出てきました。
Yahoo!ニュースの記事には掲載期限があるので内容をかいつまんで紹介しておくと、
・今季の売上が50億円に到達
・そのうち9割近くがインターネット配信事業
・今季配信したのは4社で、売上は3倍近くに増えた
というもの。4社といっても1社は自社で手がける「パ・リーグTV」だし、2社はソフトバンクと楽天なので、純粋な外部の業者はDAZNだけということになるのだけど。
50億円の9割、約45億円がネット配信による売上。パ・リーグTVの運営費を除いても40億円くらいは残りそう。それを3社で均等割りすると13億円程度になる。
レギュラーシーズンは429試合なので、13億円を429で割ると約300万円。実際にはそこにオープン戦とクライマックスシリーズが加わるので試合数はもう少し増えるのだけど、だいたいこのへんが相場であることは見えてきた。
ちなみにテレビ放映権については一括管理には至ってないのだけど、海外に販売する際は代理店となってまとめ売りが可能。
記事にもある通り、日ハムに台湾の4割打者・王柏融選手が入団したため、台湾向けの放映権料は高くなるだろう。
こうなるとセ・リーグはどうなってるんじゃい、としか言いようがなくなる。女子ゴルフをめぐる騒動もそうだけど、今後のビジネス展開において放映権の一括管理はもはや時代の趨勢であることは強調しておきたい。
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