ABEMA、ブンデス配信継続も試合数減。
ABEMAは、2024-25シーズンも引き続きブンデスリーガを配信すると発表しました。堂安律選手が所属するフライブルクの試合を中心に、毎節1試合を無料でライブ配信するとしています。
前期までは、無料配信とプレミアムでの有料配信を合わせ、毎節3試合配信となっていましたが、今回は無料1試合のみで、有料配信はありません。すっかりABEMAといえば無料というイメージになりました。見逃し配信はプレミアム限定となっており、今後はプレミアム限定コンテンツを配信するよりも、見逃しなどの機能追加としてプレミアムを活用することになります。
ABEMAは2023年2月からブンデスリーガの配信を開始しています。ご存知の通り、放映権はスカパーが保有しており、こちらはサブライセンスということになります。また、スカパーの契約は2024-25シーズンまでとなっていますので、必然的に単年契約ということになります。
スカパーも契約最終年を迎え、収支を合わせていく必要があります。サブライセンスの試合数を増やすことも減らすこともできたと思いますが、減らすことを選択しました。今シーズンはブンデスリーガ2部の放映権を、新たにサービスを開始した「イージースポーツ2」にサブライセンスしており、最後まできちんと換金していく姿勢を示しています。
ABEMA側としては、プレミアリーグがU-NEXT独占となったため、サブライセンスの可能性は事実上絶たれています。WOWOWとの提携で欧州CL/ELを、DAZNとの提携でリーグ・アンを確保していますので(セリエAは現時点で未定)、各サービスをつなぐハブの役割を果たす戦略です。
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