日テレへの批判殺到と学生スポーツ中継のこれから

1週間(勝手に)お休みを頂きました。
今年もよろしくお願いします。

年末年始、スポーツを開催するのか、それともお休みにするのか。競技によっていろいろと分かれて面白いところです。サッカーでもプレミアリーグは開催しますが、他の五大リーグではお休みにしたり。

そんな中で学生スポーツについては当然冬休み期間中に開催するべきであり、必然的に年末年始にも開催されることになるわけですが、高校サッカーにおいて残念な出来事が起きてしまいました。
15時53分すぎ、先攻の駒大高校が5人目のPKを決めた直後に放送が終了。その後CMをはさみ、15時56分ごろから「KEIRINグランプリ2018」の放送が始まった。

まずこの件については競輪を悪く言わないでほしい。あと5分でもいいからサッカーの放送が延長できれば…と残念に思う。もっともこの試合は11人目、すなわちGKが蹴るところまで続いたので5分では収まらなかっただろうけど。

第97回全国高等学校サッカー選手権大会

平成30年度第97回全国高等学校サッカー選手権大会(公財)日本サッカー協会、(公財)全国高等学校体育連盟、民間放送43社 (公財)東京都サッカー協会、東京都高等学校体育連盟 (一社)神奈川県サッカー協会、神奈川県高等学校体育連盟 (公財)埼玉県サッカー協会、埼玉県高等学校体育連盟 (公社)千葉県サッカー協会、千葉県高等学校体育連盟 スポーツ庁、読売新聞社、東京都教育委員会、神奈川県教育委員会、 埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会、横浜市教育委員会、 川崎市教育委員会、さいたま市教育委員会、千葉市教育委員会、柏市教育委員会 富士ゼロックス株式会社、帝人株式会社、トヨタ自動車株式会社、 アットホーム株式会社、プーマジャパン株式会社、株式会社明治 平成30年 12月30日(日) 開会式・開幕戦 12月31日(月) 1回戦 平成31年 1月2日(水) 2回戦 1月3日(木) 3回戦 1月5日(土) 準々決勝 1月12日(土) 準決勝 1月14日(月・祝) 決勝 東京: 駒沢陸上競技場(開会式・開幕戦~3回戦) 味の素フィールド西が丘(1・2回戦) 神奈川: 等々力陸上競技場(1回戦~準々決勝) ニッパツ三ツ沢球技場(1・2回戦) 埼玉: 埼玉スタジアム2○○2(準決勝・決勝) 浦和駒場スタジアム(1回戦~3回戦) NACK5スタジアム大宮(1・2回戦) 千葉: フクダ電子アリーナ(1回戦~準々決勝) 県立柏の葉公園総合競技場(1・2回戦) 平成30年11月19日(月)に日本テレビ内にて抽選会を行い決定する。平成30年12月29日(土)に(公財)日本サッカー協会内にて行う。平成30年12月30日(日)に駒沢陸上競技場にて行う。[大会参加資格の別途に定める規定][メディカルチェック]本大会は46道府県代表各1チーム、加盟校数が最も多い東京都代表2チームの計48チームによって行う。 トーナメント方式により優勝以下第3位までを決定する。但し第3位決定戦は 行わない。 2018年度(公財)日本サッカー協会競技規則による。過去の大会はこちらサッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFA|公益財団法人日本サッカー協会

高校サッカーの主催者には民放局43社が名を連ねている。日テレの系列局だけではなく、全国47都道府県をカバーするために、他のネット局や独立局も加わる。
それゆえに編成が硬直してしまったのか。他の時間帯であれば各局が地元の高校の試合を放送できるよう対応するのだが、今回は開幕戦なので裏で試合をやっていない。それゆえに言い訳のしようもない。

ちなみにKEIRINグランプリは日テレ系列のみでの全国放送だったので、少なくとも系列局に対しては放送枠の調整は不可能ではなかったと考えられる。これが全国枠とローカル枠の境目であればまだ理解はできたのだが、正直なところフォローのしようがない。

住んでいる地域の高校だけでなく、それぞれの人たちの地元にあたる高校の試合が見たい。そんなニーズは当然あるわけで、放送枠の調整とともに、ネット配信などの充実が必要であることは言うまでもない。

その点で言うと、高校ラグビーやバスケのウィンターカップはJSPORTSがマルチチャンネルで対応しているし、春高バレーもフジテレビのCSチャンネルが対応しているわけで、なぜそれができないのかという話になる。いわゆる船頭多くして…という状態だと言ってもよい。

大会要項|高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018 ファイナル|大会・試合|JFA|日本サッカー協会

(公財)日本サッカー協会(以下「本協会」という)は、日本サッカーの将来を担うユース(18歳以下)の少年達のサッカー技術の向上と、健全な心身の育成を図ることを目的とし、第2種加盟チームが参加できる大会として本大会を実施する。高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018 ファイナル公益財団法人 日本サッカー協会公益財団法人 埼玉県公園緑地協会(埼玉スタジアム2002) スポーツ庁 埼玉県、埼玉県教育委員会 さいたま市、さいたま市教育委員会 朝日新聞社 株式会社ナイキジャパントヨタ自動車株式会社、ニチバン株式会社、株式会社 明治株式会社モルテン2018年12月15日(土)埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市)高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018のイースト優勝チームならびにウェスト優勝チームの2チーム ワンマッチによるノックアウト方式大会実施年度の本協会「サッカー競技規則」による。以下の項目については本大会の規定を定める。過去の大会はこちらJFA Youth & DevelopmentOfficial PartnerJFA Youth & DevelopmentOfficial SupporterJFA Youth & DevelopmentOfficial ProviderJFA Youth & Development Programme(JYD)サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

www.jfa.jp

もうひとつ。サッカーにおいては高校の部活動よりもクラブユースに注目すべきという考え方もある。小さい頃から専任のコーチの指導を受け、Jリーグ、そして世界で戦っていく。
このシステムがサッカーのみならず他の競技へと広がっていくことも、Jリーグが掲げる理念のひとつ。ということで、ユースの試合も多く放送されることが望ましい。

高円宮杯の決勝戦はBS朝日で生中継された。また、JユースカップなどはDAZNでの配信が始まっている。こうした動きが広がっていくことが、高校サッカーにとっても刺激になることを期待してやまない。
関係ないですが、応援マネージャーの人選は毎年すばらしいですね。これでかなりのパワーを割いてしまってるんじゃ?と思うほどです(^-^;

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