大資本のお金が降り注ぐ。格闘技界に大シャッフルの予感?

そろそろ大晦日のRIZINの振り返りでもしようと思ったのですが、メイウェザーの件については未だにさっぱり分からないので放っておきます。少なくとも言えるのは、彼は立派に自分の役割を完遂したということでしょうか。

それよりも大事なのは堀口vsコールドウェル戦であり、ベラトールとの全面的な提携。これにより選手層の厚みが増す。

ただし、RIZINのネット配信はGYAO、ベラトールはDAZNがおこなっているため、放映権については整理が必要。
とは言ってもGYAOにはフジテレビも出資しているし、DAZNともボクシングの村田選手の試合で調整を行った実績があるので、そこはそれなりに折り合いをつけるのでしょう。
話は変わり、今年からDAZNはWWEの放映権を失ったわけですが、絶妙なタイミングとでも言いますか、AEWなる新たなプロレス団体の立ち上げが発表され、5月に最初の大会が開かれるとのこと。
とかく分裂を繰り返しがちな格闘技団体ですが、AEWははっきり言ってマジ。オーナーのトニー・カーン氏は大富豪であるシャヒド・カーン氏の息子。

シャヒド氏はNFLのジャクソンビル・ジャガーズやイングランドのサッカークラブ・フラムを保有し、ウェンブリースタジアムの買収に名乗りをあげて世間を騒がせた。

中東資本がイギリスの象徴を買う。すでに多くのサッカークラブで起こってることではあるけど、やはりダイアナ妃の事故死のことを連想してしまいなんとも複雑。
どんな選手が集まるのか。そしてどこが放映権を獲得するのか。今後の動きに目が離せません。

ボクシング、MMA、そしてプロレス。その陰にちらつく大資本。そのプレイヤーには格闘技コンテンツへの投資を繰り返すDAZNも含まれる。
オカダ・カズチカ選手のニックネーム「レインメーカー」がかすむほど札束による殴り合いが続くこの状況。マネーバトルにもおおいに注目しましょう。

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