マッチルーム日本興行が瓦解。楽天チケットに法的措置
イギリスのマッチルーム・ボクシングが日本進出ということで一時期話題になった「プライズファイター」ですが、7月に最初の興行が行われて以来、その先の話が見えていませんでした。そして、どうやら今後の開催は暗礁に乗り上げているようです。
マッチルームが日本でパートナーを組んでいた楽天チケットに対して法的措置を開始したことが明らかになりました。どんな内容なのか詳しくは報じられていませんが、とにかく何かしらのトラブルがあったことは確実です。
もともと、今年3月に亀田興毅氏の「3150FIGHT」と組んで開催されるはずだった興行ですが、開催半月前になって急遽マッチルーム側が撤退。3150FIGHTの単独興行となり、ABEMAで予定されていたPPVでの配信は無料に切り替わりました。
7月に仕切り直して開催されたものの、観客席はガラガラで、かつ日本での放送・配信はなかったと聞きます。日本以外ではマッチルームと提携しているDAZNで配信されたと言いますが、この時点で運命は決まっていたように思われます。
今回の騒動で直接名前はあがってませんが、もう1社のパートナー企業であるNSNの責任も免れないでしょう。NSNはイニエスタ元選手が出資するマネージメント会社ですが、最近だとスペイン・セビージャのジャパンツアーを企画したものの、直前で中止となるなど、どうもちぐはぐさが目立ちます。日本市場を甘くみているのでは、と批判されても仕方ないでしょう。
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