U-NEXTがボクシング中継を拡充。
U-NEXTは、新たに「U-NEXTボクシング」と題する興行を開始すると発表しました。初回は12月15日(金)に大阪で開催され、メインイベントとしては5月にIBFバンタム級王者を獲得した西田凌佑選手の初防衛戦が組まれています。
この興行は帝拳プロモーションの協力で開催されるとのことで、昨年日本テレビからU-NEXTに移籍する形となった「ダイナミックグローブ」と同様の仕切りになるようです。
ダイナミックグローブは後楽園ホールでの開催が基本であり、日テレ系の制作会社(日テレアックスオン)が担当し、日テレのアナウンサーが実況を務めています。ときどき関西での興行もあるそうで、「U-NEXTボクシング」はその役割を引き継ぐ感じでしょうか。そうなると、東京以外の開催でも同じ座組となるのでしょうか。そこも注目です。
西田選手がタイトルを獲得した5月の試合はABEMAで配信されていました。今回は有料での配信となりますが、ボクシングの場合は放映権料というよりもファイトマネーが多くの割合を占めることになりますので、有料のほうがむしろ安定感があります。
バンタム級はかつて井上尚弥選手が4団体統一を果たし、現在は4団体の王者がすべて日本人という状況なので、今後は統一戦も組まれていくものと考えられます。将来のビッグマッチに向けて、いまのうちに囲い込んでおこうという動きが目立ちます。
さて、この興行ではWBO APミドル級王者の国本陸選手に竹迫司登選手が挑戦する試合も組まれています。この試合は、本来であればマッチルーム主催の「プライズファイター」内で行われるはずのカードでした。それをU-NEXTが拾った形になります。優勝賞金100万ドルを得るチャンスは潰えましたが、少しでもファイトマネーが支払われることを期待します。
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