日本シリーズ&ワールドシリーズの視聴率
日本シリーズは土曜日開幕なのに対して、ワールドシリーズは現地時間金曜日開幕です。これは、日曜はNFLのレギュラーシーズンと重なるので回避してるのでしょう。おかげで、日本では同じ日に両方の試合を楽しめるというわけです。
※視聴率はビデオリサーチ関東地区の世帯視聴率
- 10月26日(土)
- ワールドシリーズ第1戦(フジテレビ): 13.1% (夜の再放送 8.1%)
- 日本シリーズ第1戦(TBS): 10.5%
- 10月27日(日)
- ワールドシリーズ第2戦(フジテレビ): 14.0% (夜の再放送 5.6%)
- 日本シリーズ第2戦(TBS): 6.9%
土日に開催された第1,2戦は、いずれも生放送の視聴率でワールドシリーズのほうが上回っています。夜についてはさすがに日本シリーズのほうが上回ったものの、だいぶ数字を食ってしまった感は否めません。ザッピングしながら見ていた人も多かったでしょう。
- 10月29日(火)
- ワールドシリーズ第3戦(フジテレビ): 8.2%
- 日本シリーズ第3戦(フジテレビ): 6.7%
- 10月30日(水)
- ワールドシリーズ第4戦(フジテレビ): 9.3%
- 日本シリーズ第4戦(TBS): 10.2%
- 10月31日(木)
- ワールドシリーズ第5戦(フジテレビ): 8.7% (夜の再放送 8.2%)
- 日本シリーズ第5戦(テレビ朝日): 10.2%
- 11月3日(日)
- 日本シリーズ第6戦(TBS): 14.4%
平日開催の第3~5戦は、朝の生中継を見られない人も多く、夜の日本シリーズのほうが数字では上回っています。ワールドシリーズの再放送は一部数字が判明していませんが、6.6%以下であることは明らかです。
ワールドシリーズが5戦で終了したため、日本シリーズ第6戦は(雨による順延もありましたが)単独での放送です。もちろん決着がついた試合なので高めには出るのですが、14.4%という数字は本来のポテンシャルを示したと言えるでしょう。
さて、ワールドシリーズはNHK BSでも放送されました。BSの視聴率は公表されていませんが、今回ビデオリサーチはプレスリリースを出しており、「平均視聴人数」という形でワールドシリーズのデータを発表しています。
こちらは世帯視聴率ではなく個人視聴率と対比してみるべき指標ですが、フジテレビの個人視聴率1%は約115万人程度とみてよさそうです。これは、フジテレビが放送されていない地域が存在するからですね。
NHK BSの平均視聴人数はフジテレビの7~8割といったところでしょうか。NHK BSは全国をカバーしていますが、BS放送を視聴できる世帯は約77%と言われています。NHKとフジが両方観られる場合、両者は拮抗していると言えそうです。
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