元日本人オーナーのベルギー2部・デインズが破綻。

ベルギー2部リーグに所属するKMSKデインズが経営破綻し、リーグから除外されることが決定しました。今シーズンの成績はすべて抹消されました。

デインズは2022年、シンガポールに拠点を置き、日本人が率いるACAフットボール・パートナーズ(ACAFP)によって買収されました。マルチクラブオーナーシップ(MCO)を掲げ、2023年にはスペイン4部のトレモリーノスCFを買収。また、イングランド3部のチャールトン・アスレティックFCにも資本参加しています。


一時期、デインズの試合はベルギーリーグの放映権を持つDAZNによって配信されていました。DAZNのYouTubeチャンネルで無料配信されていたことから、これがPR案件であることは明白です。

今年7月頃から、地元ではデインズの経営危機が噂になっていたとのこと。9月にはクラブが公式に声明を出し、ACAFPからの資金の振り込みが滞っていることが明らかになりました。

10月に入って、ACAFPはデインズの売却を発表しましたが、給料の遅配などが解消せず、裁判所によって破産が宣告されました。今後は新たなオーナーのもとで再建が進められていくものと考えられます。解散に至らないことを願うばかりです。

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