ハンド世界選手権の配信、今年も混乱か。
【追記 1/16 22時】
JHA(日本ハンドボール協会)のWebサイトが更新され、IHFの公式YouTubeで配信されるとの案内が出されました。
すでに開幕してしまったのですが、ハンドボールの世界選手権(男子)が開催されています。日本も出場しており、初戦はスウェーデンと対戦。1月17日(金)午前4時30分(日本時間)に開始予定です。
この大会の放送・配信予定について、IHF(国際ハンドボール連盟)のWebサイトを確認したところ、日本は「TBC」(To Be Confirmed=調整中)となっていました。
TBCということは、放映権の交渉は進められているものの、最終的な契約は結ばれていない状態であると考えられます。日本戦の開始までに進展はあるのでしょうか。今後更新がありましたらお伝えする予定ですが、各自最新の情報をご確認ください。
もし放映権をどこも獲得しなかった場合は、IHFの公式YouTubeチャンネルで配信される見込みです。執筆時点では配信予定があがっておらず、ジオブロックがかかっている可能性が高いのですが、これも今後更新があるかもしれません。
2年前の前回大会は、日本が出場権を獲得できませんでした。複数の選手がコロナに感染し、予選を兼ねたアジア選手権への出場を断念せざるを得なかったからです。
配信ですが、大会開幕までとくに発表はなかったにも関わらず、ジオブロックがかかっているという不思議な状態が続いていました。開幕後になって、スポーツブルが準決勝と決勝戦をライブ配信すると発表されましたが、正直遅かったと言わざるを得ません。
翌2024年には女子の世界選手権があり、こちらには日本が出場しています。男子同様、スポーツブルが権利を持っていたのですが、ライブ配信は公式YouTubeで行われ、スポーツブルではアーカイブ配信でした。
一昨年、昨年と続いた混乱が今回もすっきりしていないように見えます。正直残念なことです。
IHFの代理店はSPORTFIVEであり、2031年までの契約です。2025年がサイクルの区切りとなっているようなので、スポーツブルが2025年までの権利を持っている可能性があります。その他では、パリ五輪女子最終予選を放送したBS松竹東急や、男子の強化試合を配信した「動画時代!」に期待がかかるところです。
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