DAZN中継ぶった切り問題を切ってみる。

海外サッカーのシーズンもそろそろ終わり。すでにtwitter等では「DAZNを解約する(した)」というツイートが散見されております。同じサッカーファンでも海外ファンとJリーグファンは異なるんですよね。
シーズンオフの解約対策は常に課題。今年はコパ・アメリカの放映権獲得に成功しましたが、代表戦を観る層もまた異なっており、解約対策というよりも新規開拓の意味合いが強いですね。

さて、サッカーがもっとも多いのですが、他の競技でもよく批判されているのが「試合が終了するとすぐに中継が終わってしまうと」というもの。
これによって、試合後の余韻がなくなってしまうわけです。例えばハイライトによる振り返りとか、選手・監督のインタビューとか、表彰式とか。

視聴者も慣れてきてしまったのか、逆に中継が続くと珍しがられる始末。最近の例だと、ラ・リーガで優勝を決めたバルサのセレモニーなんかは中継されておりました。

どうしてこうなってしまうのか。日本語コメンタリーの側でもタイミングが把握できてないこともあり、イギリス本部のほうでコントロールしてるのではと推測されますが、いちおういくつか理由を考えてみました。

●映像提供元の事情によるもの
DAZNの映像には他のテレビ局が制作したものをそのまま提供してもらっているものが多数あり、そちらが打ち切られてしまうとDAZNの配信も終わってしまうわけです。
プロ野球なんかだと、ホームチームが負けるとさっさと終了したり。ヒーローインタビューすら流さない局ってありますよね。
また、自転車だとユーロスポーツから映像提供を受けているものがあり、向こうの番組編成に左右されたりします。


●DAZNにはハイライトの制作能力が不足している
映像が来ないならハイライト映像を流して解説者が試合を振り返る時間があってもいい気がします。
DAZNでは配信終了後少し経ってからハイライトも配信されますが、ライブ映像をリアルタイムで編集しながら試合終了直後に間に合わせるだけの人的リソースがないのでしょう。
ハイライトの制作は日本でもイギリスの本部でも行っているようですが、編集をアシストするシステムがあるとか。歓声や実況の音量の変化から、盛り上がったと思われる場面をピックアップするんだそうで。もちろん全自動にはなりませんが。


●インフラのコスト削減
DAZNが配信する映像はいったんイギリスの本部に集められるわけですが、そのための通信コストはやはり節約する必要があります。DAZNの配信プラットフォームとしてはAkamaiやAWSなどを利用しているようですが、基本的には従量料金ですし。
ただ、配信終了後も提供元から映像が送られ続けることはあるので、あとでハイライトを確認すると本編にないシーンが追加されていることも。
話がそれますけど、DAZNの台頭によってスカパーの経営を危ぶむ声があったりしますが、JSATと合併したことにより衛星事業でがっちり稼いでるんですよね。


以上、3つの仮説を紹介しました。
真実がどこにあるのかはもちろん分からないし、正解はひとつとは限らないのですが、価格とサービスはどうしたってトレードオフ。もちろん意見を言い続けることは大切です。

ところで海外のDAZNユーザも同じ不満を持っているのでしょうか。余裕があれば調べてみたいところですが…なかなか。

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