ルヴァン杯、フジテレビ放送継続であがる悲鳴。

Jリーグの「YBCルヴァンカップ」が今年もフジテレビ系列およびスカパーにて放送されることが発表され、ファンからは「DAZNが獲得してくれ」との反応が続出。

もちろん、その理由の多くは単純に「両方契約すると高い」からなのですが、「スカパーにまとめろ」という声よりも「DAZNにまとめろ」という声のほうが大きいのはちょっと意外な気も。

公式発表のリリースでは、Jリーグとフジテレビの契約であり、フジテレビは地上波・衛星波・インターネットのすべての放映権ならびにサブライセンス権を持つという内容になっています。

フジテレビだけでは全試合は放送できないため、スカパーにサブライセンスを提供することで全試合放送を実現。また、決勝戦が地上波全国ネットで放送されるのも例年通りです。

ただ、契約期間についてはとくに書かれておらず、何年契約なのか、そもそも今年が更新時期だったのかについては不明です。


以前の記事をたどってみると、2012年には2年契約でした。

また、2014年については、Jリーグが公開している事業報告書に「重要な契約に関する事項」が記載されており、それによると単年契約でした。同様に2015年も単年契約であることはわかりましたが、2016年以降の事業報告書にはフジテレビとの契約は記載されておらず、実際のところよく分からなくなっています。

では、今年はともかくとして、来年以降DAZNが放映権を獲得する可能性はあるのか?という話になると、それは極めて低いと言わざるを得ません。


まず、Jリーグとしては、DAZNにすべてを突っ込むのはリスクが高いですし、既存のテレビ局との関係を維持しておきたいでしょう。天皇杯についてはJFA主催の大会なのでJリーグとは直接の関係なし。また、NHKも主催に名を連ねているのでハードルはさらに上がります。

DAZNとしては、会員数の増加にさほど貢献しないコンテンツなので高額を出す理由がありません。Jリーグを観たい人はすでに加入しているわけで、ルヴァン杯もあるから、という理由で加入する人はほとんどいないでしょう。


可能性としては他のテレビ局に移動するほうがありそうですが、よほど高額な放映権料が提示されない限りは、Jリーグとしてはこれまでの関係を継続したほうがいいんですよね。逆に言えば、DAZNがJリーグの放映権を獲得した際に出した条件がいかに破格だったかが分かるわけですが。


話を天皇杯に戻すと、NHKだけでなくスカパーでも一部試合が放送されていますが、全試合を、しかもライブで観たいとなると、DAZNに期待するよりはNHKが自前で配信することを期待したほうがよさそうです。

NHKは海外の業者に任せるくらいであれば、自前でのネット配信にこだわるのではないかと。また、全国各地でほぼ同時に開催される多数の試合をすべてカバーするには、全国に支局を抱えるNHKがやはり向いているかと思います。

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