DAZN、金曜夜のプロ野球1試合を無料配信。
DAZNは、本日(4月18日)より、プロ野球の1試合を「FRIDAY BASEBALL LIVE」と称して無料で配信します。
本日配信されるのは西武vsソフトバンク戦で、通常の内容とは異なり、別個に司会者と解説者がつけられた配信となります。このあたりは、以前サッカーの日本代表戦を無料配信したときと同様に、内容の差別化をはかっているのでしょう。
来週(4月25日)は日本ハムvs.ロッテ戦が予定されています。今後もパ・リーグの試合がセレクトされるのか、それともセ・リーグも配信されるのかも気になるポイントです。
DAZNは昨年から専用プラン「DAZN BASEBALL」の提供を開始しているわけですが、「週刊女性PRIME」がよく分からない記事を出しています。もちろんDAZNには不満点がいろいろあるのは事実ですが、SNSで適当に批判の声を拾うだけで簡単に「コタツ記事」ができてしまうという、最近のメディアの劣化ぶりには目を覆うばかりです。
この記事では「DAZN BASEBALL」を今年2月から導入されたと書いていますが、昨年からあったわけです。また、このプランは月額2,300円ではありますが、年間契約が前提のプランであることにも触れていません。むしろこちらのほうが叩きどころではないかと・・・余計なお世話ですが。
なぜ野球だけ専用プランがあるんだ、という声はよく聞きますけど、単純にスカパーやCATVなどの競合が存在するというのが理由のひとつです。そして、競合では12球団すべての試合が視聴できるのに対し、DAZNでは広島戦(および中日戦の一部)が視聴できないなどの制約があり、安く設定せざるを得ないといったほうが正しいかと思います。
ただ、本当に「DAZN BASEBALL」が安いのかという疑問も出てきます。通常プランは月額4,200円ですが、年間プランにすると32,000円であり、「DAZN BASEBALL」の年間27,600円との差はさほど大きくありません。さらに、今季の販売は終了していますが、Jリーグの年間視聴パスを買えば30,000円になります。この記事はサッカーファン目線で書かれたことになってますが、知らないんですかねぇ。
もちろん、オフシーズンは視聴しない、他のコンテンツなんか興味ない、だからそんな比較には意味がないという声があるでしょう。突然コンテンツが消えるかもしれないから、年間契約は怖いという声も聞きます。当ブログでは、放映権の契約期間がわかるものについてはなるべくそれもお伝えするようにしています。それでも突然契約解除というケースはあり得るので完全ではありませんが、少しでもお役に立てば幸いです。
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