セリエA、オーストラリア開催を計画か。
セリエAは、来シーズンの公式戦をオーストラリア西部・パースで開催する計画があると報じられています。
来年2月に開催されるミラノ・コルティナ冬季五輪の開会式は、インテルとACミランのホームスタジアムであるサンシーロで開催されるため、期間中は両クラブのホーム開催ができません。それを逆手にとり、両クラブの試合をパースに持っていくようです。
欧州リーグの海外での開催については、アメリカが候補としてずっとあがってきました。アメリカの代理店であるRelevent SportsはFIFAからの譲歩を引き出し、またUEFAのクラブコンペティションの代理店となったことで、開催への壁はだいぶ低くなっています。
セリエAもアメリカでの開催に興味を示しているとされてきましたが、もちろん海外であればアメリカに限った話ではありません。すでにスーパーカップをサウジアラビアで開催した実績がありますが、リーグ戦の開催となれば5大リーグでは初めてとなります。
長距離の移動にともなう日程の問題や、参加クラブへの収益分配など課題は多数ありますが、それでも他のリーグに先駆けて開催し、セリエAを売り込みたいという意志が伝わります。
なお、ACミランは昨年5月31日にパースでローマと親善試合を行っています(2-5で敗戦)。56,000人の観衆が訪れたとのことで、西オーストラリア州政府も積極的に誘致に動いています。
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