SPOTVがスコットランド終了。サウジは継続か。
セルティック所属の前田大然選手がMVPに輝く大活躍を見せたスコットランドリーグ(スコティッシュ・プレミアシップ)ですが、SPOTV NOWは今シーズン限りで配信を終了すると発表しています。4月30日付で発表されていましたが、気づくのが遅れました。申し訳ございません。
昨シーズン限りでプレミアリーグの配信を1年前倒しで終了したのに続き、スコットランドの放映権も失うことに。これでいよいよMLBに特化したサービスとなりそうですが、サッカーで唯一残っているサウジリーグについては継続しそうな気配です。
スコットランドの配信を開始したのは2022-23シーズンからであり、3年契約であることも分かっていましたので、今シーズン限りで契約満了、延長もしなかったということになります。
来シーズン以降についてですが、代理店はinfrontで、2028-29シーズンまで契約を結んでいます。よって、次にどこが契約するにしても、同様に2028-29シーズンまでの4年契約になるものと想定されます。
infrontとの交渉はどこも難儀するので、決定が開幕ぎりぎりまでずれ込む可能性があります。ここは気長に待ちたいところ。従来は毎節1試合のみの中継だったので、国際映像が増えることにも期待したいです。
サウジについてですが、SPOTVでの配信が始まったのは2023-24シーズンであり、2年契約だったとされています。ですから、本来ならばこちらも今シーズンが区切りになるはずです。今後サッカーから撤退する方針だったとすれば、スコットランドと同様にこちらも終わるのが自然だと思います。なぜ続行するのでしょうか。
サウジリーグの代理店であるIMGは、今シーズンから新たに5年契約を結んでおり、映像制作を手がけています。国内向けには全試合、英語コメンタリー入りの国際映像も毎節3試合制作しているとのことです。
放映権の代理店契約については今シーズン(2024-25)までとなっており、延長したという記事は見つかっていないのですが、おそらく延長したものと想定されます。だとすると、新たな契約は2028-29シーズンまでとなります。
SPOTVは日本だけでなく、本国である韓国や、サービスを展開している東南アジアでもサウジリーグの権利を保有しています。ここからは想像ですが、契約を延長する際に日本だけ外すというわけにはいかなかったのではないかと。
権利がある以上は配信はするでしょうし、不要であれば今後サブライセンスすることも充分考えられます。その場合、第一候補はサウジとの関係が深く、ACLやクラブワールドカップの権利も保有しているDAZNということになるでしょう。ただ、DAZNもいらないと言うかもしれませんが。
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