Mリーグ、アース製薬参入で10チーム体制へ。
麻雀のMリーグは、2025-26シーズンよりアース製薬が加盟し、全10チームで開催されると発表しました。
プレスリリースには「One Earth」という言葉が示されています。これはアース製薬が掲げる経営理念(アースバリュー)のひとつで、「全員参画」を意味しているとのこと。後日発表されるチーム名の匂わせではないか・・・という気もしますし、選手もこの理念に沿って選考されるのではないかと。
※チーム名については5月28日に発表されるとのことです。(アース製薬公式Xアカウントより)
【追記 5/28】チーム名は「アースジェッツ」と発表されました。シンプルでしたね。
アース製薬は「麻雀最強戦」のスポンサーを務めるなど麻雀界に大きく貢献しています。今年は会社創立100周年とのことで、7月に東京で開催される「世界麻雀」では、100周年記念事業のひとつとして冠スポンサーに就任しました。Mリーグでも「BEAST X」のスポンサーに名を連ねています。
世界麻雀はABEMAで配信され、ABEMAの藤田晋社長が日本代表監督に就任しています。5月29日(木)にはABEMAで代表選手が発表される予定です。
また、アース製薬は女子ゴルフでもJLPGAツアーの最高賞金大会「アース・モンダミンカップ」を主催しています。こちらに力を入れていることを知っているだけに、Mリーグにも全力で突っ込むとなると、こりゃなかなか大変だな・・・と個人的には驚いてたりします。
昨年の大会は、同じくMリーグに参入しているU-NEXTでライブ配信され、こちらもMリーグに参入しているBSJapanext(現BS10)で録画中継されました。
蛇足ですが、昨年はBS10に加えてBS11でも録画中継されており、異例のBS2局での中継となっています(放送時間帯は異なる)。今年も2局体制となる予定です。
話を戻して、来シーズンのMリーグがどうなるかと言うと、チーム数が増えれば全体の試合数も増加します。1チームあたりの試合数を減らして調整することも考えられますが、従来の日程では消化できないとなれば、現在の週4日開催(月火木金)を見直すのではないかと。
その場合、増えた開催日についてはABEMA以外で放送・配信することも考えられます。その場合、チームを持っているBS10とU-NEXTが候補となりますが、ABEMAが無料である以上、BS10のほうが妥当でしょう。最近麻雀に力入れてますものね。
将来的にはプロ野球のような「12チーム・2リーグ制」も十分に考えられるところです。昇降格ありの2部制にすべきという意見もありますが、クローズドリーグである以上現実的ではないでしょう。
ドラフト会議の開催も発表されています。6月30日(月)にABEMAで配信されます。クローズドリーグといえばドラフトが付き物です。
現在、新加入選手のオーディションを行っているチームがありますが(BEAST XとEX風林火山)、レギュレーション上ではオーディションの勝者を新チームが先に指名することで「強奪」できてしまいます。さすがにそこは空気を読むとは思いますが、もし裏で話し合いがあったとすれば、それはそれで談合だという批判が出そうです。制度設計って難しいですね。
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