クラブW杯で躍進。南米サッカーの放映権まとめ

現在開催中のクラブワールドカップでは、南米勢の健闘が目立っています。従来の冬開催から夏開催となったことや、欧州勢の過密日程の問題などを指摘することはできるでしょうが、欧州一極集中ではなく、世界のサッカーを知る機会を与えてくれます。


ということで、南米のサッカーの試合を日本でどれだけ視聴できるのかという話をまとめたいのですが、日本向けに放映権が販売されているのはワールドカップ南米予選のみと言ってよいかと思います。9月に開催される2節が最後となりますが。


南米予選は放映権が一括管理されておらず、ホーム開催国による管理となっており、大きく2つのグループに分かれています。どちらのグループにも属さないボリビアの主催試合については不明です。

国外の配信サービスとしては「Fanatiz」があげられます。現在視聴できるコンテンツについては、以下のページの"The rest of the world"を参照して頂ければと思いますが、アルゼンチンリーグを主体として、コロンビアやペルーのリーグなども観られるようです。

以前はブラジルリーグも視聴できたのですが、ブラジル国内で放映権の管理について混乱が生じていた関係で、現在は視聴できないようです。昨シーズンは北米向けの放映権を持っていたようですが、今年はまだ確認できません。

ただ、明るい材料もあります。今年5月に、Fanatizの系列会社である代理店・1190 Sportsがブラジルリーグ(1部と2部)の国際放映権を獲得したと報じられています。1部と2部に所属するクラブはLFUとLibraという2つのグループに分かれていますが、両方とも契約を結んだそうです。


これにより、Fanatizでもブラジルリーグが配信される可能性が出てきたと言えますが、最新の情報を確認のうえ、慎重にご判断いただければ幸いです。

南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスですが、2022年まで日テレジータスにて準決勝・決勝の放送が行われていましたが、2023年以降は放送がないようです。クラブワールドカップの放映権を失ったこともありますが、もともと2022年が契約の区切りでした。


2023年からはIMGが代理店となっており、2026年まで4年サイクルの権利を販売していました(契約は2030年まで)。これを機に日本でも獲得に興味を持つところが出てくれるとありがたいのですが。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000