淡々と始まったJ:COM BS。異彩を放つツール。

6月30日、24時に「BS松竹東急」の放送が終了しました。最後の10分間は「クロージング」と称し、これまでに放送された番組がテロップで紹介されました。


カラーバーが表示されてからおよそ10時間後、7月1日朝9時55分に「J:COM BS」の放送が開始されました。といっても、富士山や富士五湖を背景とした映像が5分間流されたのみで、10時からは普通の番組を淡々と放送していました。

特別な番組はありません。放送局のロゴもまだ作成されておらず、単なるフォントとなっています。公式Webサイトもなく、BS松竹東急のサーバを間借りしている状態です。本当にぎりぎりのタイミングで買収、そしてチャンネル存続が決まったことが窺えます。


当面は10時~24時の放送が続き、本格的な番組編成が始まるのは10月からとのことです。それまでは既存の番組や、J:COM傘下のショップチャンネルによる通販番組などでつなぎます。権利処理に手間がかからないものが選ばれているのでしょう。

そんな番組表の中で異彩を放っているのが、7月5日(土)と6日(日)に編成されたツール・ド・フランスです。27時頃まで放送枠がとられています。内容は、同じくJ:COM傘下であるJ SPORTSのものと同じです。


第1ステージはABEMAやYouTubeなどでも無料中継がありますが、第2ステージについては現時点でJ:COM BSのみ無料となっており、実はこれこそが目玉コンテンツだと言ってよいのかもしれません。執筆時点では第3ステージ以降の放送予定はありませんが、もし追加されることがありましたらまた追記します。

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