「超WORLDサッカー!」再び翼を得て復活。
5月17日に更新を停止し、6月30日にサービス終了を予定していたサッカーメディア「超WORLDサッカー!」でしたが、新たな運営元が現れたことで存続が決定しました。昨日取り上げたBS松竹東急(現J:COM BS)とも共通する土壇場からの復活劇です。
編集長に、サッカー関連の書籍を多数執筆している北健一郎氏が就任。従来の海外サッカー情報を中心とした編集方針から変わり、育成年代にスポットを当てていくとのこと。
従来のスタッフは「サッカーキング」のほうに統合されましたので、新しいコンセプトを打ち出すのは当然と言えます。当初はがらっと変わることに戸惑いもあるかもしれませんが、過去のコンテンツが消えずに残されることの意義はそれ以上に大きいです。
運営権を取得した株式会社イミオは、スポーツブランド「SFIDA」を展開している会社です。また、代表の倉林啓士郎氏は、昨年までFC琉球の代表取締役会長を務めていました(現在は取締役)。
SFIDAと言えば、まもなく開催されるE-1選手権の公式試合球に採用されたという明るい発表も。「キャプテン翼」とコラボした「TSUBASA PRO」が使用され、コンセプトはそのまんま「ボールはともだち。」だとのことです。
「超WORLDサッカー!」は、かつてゲーム版「キャプテン翼」を発売していたゲーム会社・テクモの傘下にありました。ある意味、またキャプテン翼に救われたことになります。日本の、そして世界のサッカー界に多大な影響を与えた偉大な作品の力はまだまだ健在のようです。
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